Toshihiko Masui(増井利彦)

それ以来経済活動と環境問題を組み合わせたモデリングを中心に研究を行っています。地球温暖化問題を取り扱った経済モデルからスタートしたのですが、現在では廃棄物処理やリサイクルまで拡張した経済モデルを構築し、廃棄物処理対策や地球温暖化対策としてのリサイクルの評価やそれに関連する産業の動向を中心に分析を行っています。また、土地利用変化と地球温暖化に関するモデルの分析も行っています。こうしたモデル開発とその分析を通じて、効率的に（経済的なロスを最小に）地球温暖化問題や廃棄物問題などを解決する方法はどのようなものかを探っています。その一方で、環境問題をいかに意思決定に反映させるか、モデルの世界と現実の世界のギャップに頭を悩ませている毎日です。