第2, 3, 4, 5 CM関節脱臼骨折の1例
Orthopedics & Traumatology(2022)
摘要
第2, 3, 4,5手根中手関節(以下CM関節)の脱臼骨折を経験したため報告する.症例は44歳男性,ごみ収集車に左手を巻き込まれ受傷した.同日,当院救急外来受診し,単純X線検査,CT画像検査から左第2, 3, 4, 5 CM関節脱臼骨折と診断した.受傷同日に全身麻酔下で非観血的整復固定術を行った.牽引しつつ掌側から中手骨基部を押しあげて整復,Kirschner鋼線(以下K-wire)で第2, 3, 4, 5 CM関節を経皮的鋼線刺入固定した.後療法はsafety positionで外固定を行い,術後4週間で抜釘を行った.術後6か月の時点で手関節掌屈40°,背屈70°の可動域制限があり,X線検査,CT画像検査では第2, 3, 4 CM関節に関節症性変化を認めたが,特に愁訴もなくごみ収集業に復帰している.
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引用