本研究では,IG依存を呈する青年の認知的傾向およびストレス反応の特徴を明らかにするため,高校生208名,大学生278名を対象として,インターネットゲーム障害チェックリスト(IGDC),インターネット依存尺度(IAT),インターネットゲーム認知尺度(IGCS),ストレス反応尺度(SRS-18)を用いた調査を実施した。IGDCに基づく,Non-problem群(77.0 %),At-risk群(14.2 %),Clinical群(8.8 %)の3群を要因とした分散分析の結果,IAT,IGCSにおいて主効果が認められた(Non-problem<At-risk<Clinical)。SRS-18では,抑うつ・不安:Non-problem<Clinical,不機嫌・怒り:Non-problem, At risk<Clinical,無気力:Non-problem<At-risk, Clinicalであった。IG依存を呈する青年の特徴として「目的を達成するまでゲームを中断しない」などの認知的傾向や無気力感があり,さらに重症者では抑うつや苛立ちが顕著であることが示唆された。