呼吸療法は,酸素療法から呼吸リハビリテーション,また,入院から在宅までの多くの機器や材料を用いた診療手技があります.通常はその各手技に対して診療報酬(いわゆる保険点数)が算定され,病院の収益となっています.本稿では,呼吸ケアチームによる加算から,在宅人工呼吸・SAS に対するnCPAP 療法,およびHOT に至るまで,その治療の対象患者,算定方法および施設基準などについて,概要を解説します(表1).さらに,現場での医療との関連など,当該保険項目の今後の展開の可能性についても言及していきます.