膵癌の治療法は画像所見に基づいた切除可能性分類に従って選択されるのが一般的であり, 膵癌診療ガイドラインやNational Comprehensive Cancer Network(NCCN)ガイドラインでは,切除可能性分類に従った治療アルゴリズムが呈示されている.患者個々によって治療リスクは異なるため,患者個々でリスク評価を行い,リスクに応じた治療法の選択も必要である.National Clinical Database(NCD)ではフィードバック機能としてrisk calculator をユーザーへ提供している.Risk calculator では,膵頭十二指腸切除の術後30 日死亡予測発生率,手術関連死亡予測発生率,Clavien-DindoGrade Ⅳ以上予測発生率,膵液瘻グレードC 予測発生率を求めることができ,日常診療の参考に利活用することができる.