1995年4月~2001年3月までの6年間に東大附属家畜病院に来院し, 開腹術によりシャント血管を確認してPSSと診断された30症例の犬を対象とした。これらの品種性別, 年齢シャント血管のタイプ等についてカルテ記載に基づき調査した。また, PSSに対する外科的治療法としてのアメロイドコンストリクター (AC) の有効性を再確認した。今回の調査結果は欧米での結果と多少異なり, 我が国におけるPSSの発生状況を概ね反映しているものと思われた。