埼玉医科大学総合医療センターは,1985 年に開設した病床913 床,診療科32 の急性期型病院である.高度救命救急センター,総合周産期母子医療センターを併設し,災害拠点病院,ドクターヘリ基地病院,がん診療連携拠点病院としての高度で専門的な総合地域医療の機能を持った病院である.当センターの看護師には,高度で専門性の高い知識と確かな技術が求められる.そのための人材育成と看護師の定着は毎年大きな課題となっている.特に総合周産期母子医療センターは母体胎児部門・新生児部門双方の病棟とも新人の配置が多いため,モチベーション高く業務に取り組むようになるには若いスタッフをどのように育てていくべきなのか,大変苦慮している.そこで総合周産期母子医療センター新生児部門の新人教育の実践を振り返り,今後の新人教育について検討を行った.