生体内の脈管情報は,インドシアニングリーン(ICG)を静脈内に投与し,組織中に分布したICG が発する蛍光を赤外観察カメラで観察することにより再現性をもって簡便に可視化されるようになった.この特性を利用した蛍光イメージング(ICG 蛍光法)は,大腸外科領域において術中に再建腸管の血流をリアルタイムに評価する客観的手法として注目されている.このような蛍光イメージング技術は,大腸外科領域の術後合併症を減らす有望な手法として期待されている.