症例1は生来健康な, 32歳男性で点状皮下出血にて発症し,経過中に一過性の軽度貧血と全身性紅斑を認めた.症例2は40歳女性で急性リンパ性白血病の治療中に原因不明の貧血を呈した.両者はともに骨髄像でパルボウイルス(HPV-B19)感染に特徴的な所見を呈していたが,確定診断を得るには抗B19-IgM抗体のみならず,特に症例2ではBl9ゲノムDNAのPCR解析を要した. compromised hostでは抗体産生が正常に行われず,ウイルス感染が持続するため注意を要する.