頻尿に限らず排泄に関する悩みは,恥ずかしさもあり,なかなか他人には相談しにくいものです.日本排尿機能学会の調査では,頻尿などの下部尿路症状があっても医療機関を受診する方は男性で36.4%,女性で7.7%と,ごくわずかであることが指摘されています.当院を受診する患者さんからも「トイレが近いのは年のせい,こんなことで病院へ行くなんて」という言葉がよく聞かれます.それでも思い切って受診したきっかけは「トイレが近くて旅行にも行けない」「トイレで目が覚めて寝不足」など,下部尿路症状が日常生活に影響を及ぼし非常にこまっているためです.このような患者さんに看護師はどのような対応をしたらよいでしょうか.まずは「これから何をされるのだろう」とドキドキしている患者さんに診察の大まかな流れを説明し落ち着いていただくことではないでしょうか.