ラミブジンは大きな副作用もなく,抗ウイルス効果も強い薬剤であるが,連用によりYMDD モチーフに変異を生じ,耐性が出現する.高感度な検出系を用いると,耐性ウイルスはラミブジン投与前や投与後1〜3ヵ月といった早期から存在する例があるが,必ずしもブレークスルーには至らないことが判明した.耐性ウイルスの増殖に関与する他の要因を見つけ,耐性出現の抑制につながる方法を探すことが今後の課題である.