胃癌手術においても,個々の症例の術前リスク評価を適切に行い,術後合併症発生を予防する必要がある.特に,最近では80 歳以上の高齢者手術症例が増加し,併存疾患の多さから,術前準備にも時間を要することもまれでない.本邦ではNational ClinicalDatabase(NCD)のデータ解析からリスクカリキュレータが開発され,大いに活用すべきと考える.また,周術期管理センターを立ち上げ,多職種により多方面から管理を行うことがチーム医療の意義を最大限に発揮でき,術後合併症発生予防に重要と考える.